2008年6月
2008年6月30日 (月)
2008年6月28日 (土)
ターミナル 16
最近、耳から離れないのがこの曲
ANTHRAX
『Got The Time』
前回同様にカラオケは大盛り。
女の子が居るだけで、楽しさが倍増するからだ。
長崎と古川も仲良さそうに曲を選んでいた。
二人は高校卒業間際に交際を始め、1年の同棲を経て結婚して
一男一女の平凡な家庭を築いている。
幸恵が歌い終わると古川がマリオネットを歌い始めた。
隣に座っている幸恵が直人の耳元で、
『今度は二人で来たいな』と言いながらうつ向いた。
今日は二人で何処かに行きたかったのだな。
だから、あの時浮かない顔をしたんだ。ちょっと安心した。
『明日は土曜日だから、学校終わったら二人で食事しようよ』
直人が言うと幸恵は静かに頷いた。
さて、今日のカラオケも盛り上がるぞ!!
つづく
2008年6月27日 (金)
2008年6月26日 (木)
ターミナル 14
放課後になったら、古川が席に近づいてきた。
古川『なぁ、村上!今日もカラオケに行かないか?先日のメンバーでさ』
直人『ああ、いいぜ。長崎の事が気になるからか?』
古川『は?うんなわけねえだろ。ヤローだけで行くより、女が居た方が
楽しいからだよ』
直人『はいよ。じゃあ綾瀬さんをダシにして長崎に言ってみるよ』
古川『無理に誘わなくていいからな』
直人『ハイ、ハイ!』
古川の落ち着かない姿が妙にいじらしかった。
直人『長崎、今日もカラオケ行かない?ユッキーも誘ってさ』
長崎『へ?いいよ。ヒロ(矢野)はどう?』
矢野『ごめん。今日はバイトなんだ』
直人『そうか、それは残念だな。また今度行こうよ』
矢野『OK!ユッキーとは最近どう?』
答えようとしたら、教室の後扉から綾瀬幸恵が入ってきた。
幸恵『村上君、一緒に帰ろう』
直人『ちょうど良かった。これから皆でカラオケに行こうと思って
いたんだけど、どう?』
幸恵『う、うん。いいよ』
少し小さな声で浮かない顔をしていた。
教室に入ってきた時は笑顔だったのに。ちょっと気になるな。
つづく
2008年6月25日 (水)
ターミナル 13
幸恵と行く学校は楽しい。
冷たい北風だが、何か心地良い空気に包まれていた。
幸恵『村上君さぁ、はいすくーる落書き見てる?私、あのドラマ大好きなの。
保坂尚輝、カッコイイよね』
懐かしいなぁ。そうか、この年にやってたんだ。
直人『俺もあのドラマ見てるよ。主題歌好きだな。情熱の薔薇だよね。
俺のカラオケ十八番!』
幸恵『え!違うよ。TRAIN-TRAINだよ。本当に見てるの?』
あちゃ~しまった!
情熱の薔薇はパート2の方だよ。
まだ、この世界に来たばかりだから迂濶な事は言えないな。
直人『そう!そう!曲名間違えちった』
幸恵『朝からボケボケだね(笑)。そう言えばこの前、カラオケ行って
思ったんだけど、村上君って歌上手いね』
そりゃそうさ。高校の時に流行った曲なんて、もう20年カラオケで
歌ってるもの。友人と歌い、接待で歌い・・・。
直人『本当に?俺、バンド組んじゃおうかな』
当時は空前のバンドブーム
もてたかったらバンドやっとけと言われていた時代だった。
恥ずかしくて誰にも言えなかった歌手になりたいという夢。
沢田研二やチェッカーズに憧れていつかあんな大きなステージに
立ってみたいと思っていた。
小学生の時に周りのみんながプロ野球選手になりたいという夢に
同調していたが、実は歌手になりたかった。
そんな遠い昔の記憶を思い出しながら、幸恵と一緒に学校に着いた。
つづく
2008年6月23日 (月)
ドジョタス水槽改装
約1年半活躍した水槽とも暫くお別れです。
感慨深いなぁ。
水槽立ち上げ当時は、ブログに載せて全国各地の皆さんにお披露目する事
になるとは思いもしませんでした。
小さい水槽ですが、魚を網で捕まえるのが大変。
バケツを2個用意して稚魚とその他の魚で分けました。
グッピーは自ら網に入ってくるのですが、シマドジョウは素早いので
捕まえられません
結局、水槽内に残ったシマドジョウ2匹は水を極限までに抜いて捕まえました。
これが新しい水槽![]()
30×18×24㎜ 12ℓ → 60×30×36㎜ 57ℓ にグレードアップ
GEX LAPIRESS RV60スタンダードセット
上部フィルター
DUAL CLEAN 600SP
照明
CLEAR LIGHT601
底砂は田砂で元々使用していた3kg+新たに購入した10kgを入れました。
60cm水槽の主流は水草栽培に適した外部フィルターを使用する方が
多いと思いますが、うちはあくまでシマドジョウ飼育がメインなので水草を
沢山植えられません。水草の光合成が見込めない分、浄化時に酸素を
含みやすい上部フィルターを選びました。
テーマは密林と砂漠です。
適当に水草を植えたのですが、中々味のある仕上がりなった気がする。
下駄箱の上に水槽を置いたが、強度が心配![]()
2日経ち、板のきしみもないから大丈夫かな・・・。
水槽を立ち上げて嬉しかったのが、今まで撮影困難だったシマドジョウが
逃げない![]()
分厚いガラスだから人の気配が伝わりにくいのでしょうか![]()
2匹並んでパシャ!!
左がドジョタスで右がシーマです。特徴は鼻の頭が少し違うところ。
![]()
![]()

2008年6月21日 (土)
2008年6月19日 (木)
2008年6月18日 (水)
2008年6月16日 (月)
2008年6月14日 (土)
ターミナル 11
村上直人 16歳(36歳)
綾瀬幸恵 隣のクラスで長崎、矢野の友人
長崎朋美 クラスメイト
矢野寛子 クラスメイト
恩田大輔 ヤンキー風の友人
古川重之 茶髪でロンゲ
岩尾信也 背の高い奴
懐かしいなあ~!
今は無きプレハブタイプのカラオケボックスだ。
受付小屋に恩田達が居た。
3人とも、ちょっと驚いた顔をしている。
古川『どうしたんだよ。綺麗どころを連れてさ』
直人『実は、さっきナンパした』
女子に聞こえないように小声で言った。
恩田『やるな、お前』
そう言いながらヘッドロックを喰らわされた。
長崎『オッス!実は今日、ユッキーが村上君にチョコ渡したの』
と言いながら両手で綾瀬の肩を叩いた。
女子はこうやって外堀を埋めるのが上手い。
でも、ナイスな援護射撃
岩尾『マジか?村上!!』
直人『まあな』
綾瀬『もうやめて、恥ずかしいよ』
と言って顔を赤くしてうつ向いてしまった。
直人『ご、ごめんね。余りにも嬉しくてさ』
なんだこの滑らかな舌は。
イケメンになった自信からなのか?
矢野『もうこの話は終わり。さあ早く歌おうよ』
古川『では皆さん3号室へご移動願います』
こうして新たな高校生活がスタートしたのである。
つづく
2008年6月13日 (金)
2008年6月12日 (木)
ターミナル 9
直人は3人に近づいて綾瀬に向かって軽く手を挙げた。
『やあ。綾瀬さん、今朝はどうも。』
矢野『あれ?ユッキー、村上君と知り合いだったっけ?
綾瀬『うん、今朝ね。ちょっとだけ話をしたの』
直人『何か俺に用ある感じ?』
俺は思い切って20年前の謎に迫った。
長崎『村山君、ちょっとコッチ』
と言いながら自転車が置いてある奥へ引っ張られた。
矢野『ユッキー、早く!』
綾瀬は少し焦りながらバックの中から小さな包みを取り出した。
綾瀬『今日はバレンタインだから、良かったら受け取って貰えるかな?』
震える声で言いながら直人にチョコを渡した。
直人『ありがとう。有り難く頂戴するよ』
やべぇ、ちょっとオッチャンぽかったかな…。
女子一堂に爆笑された。
長崎『村山君、女子とあまり話さないけど、話たらちょっとおじさんみたい』
おい!おい!大人をからかうんじゃないぞ
この空気どうすっかな。そうだ!!
直人『これからさ、恩田達とカラオケに行くんだけど、みんなも来ない?』
我ながら良い提案だ。
つづく
2008年6月11日 (水)
2008年6月10日 (火)
ターミナル8
曲はダスボンの『ROCK'N'ROLL CIRCUS』
急かすなよ!急かすなよ!お楽しみはコレからさ~♪
村上直人 16歳(36歳)
綾瀬幸恵 隣のクラス
矢野寛子 クラスメイト
長崎朋美 クラスメイト
恩田大輔 ヤンキー風の友人
教室を出ると突然腹痛に襲われた。
直人『わり~!先行ってて。いつものジャンボだよな。』
恩田『あいよ。後でな。早く来いよ』
いつもの悪友3人と別れてトイレに駆け込んだ。
一仕事終えて下駄箱で靴を履き駐輪場に向かった。
玄関を左手に進み、最初の駐輪場が見えるがそこを右手に見て
真っ直ぐ50m位歩いた所に自分の駐輪場がある。
どこかで見た光景が目の前にある。
最初の駐輪場に綾瀬幸恵と同じクラスの矢野寛子と長崎朋美が待っていた。
前世(?)では二人が立っている所を右手に見ながら通過し、
奥の駐輪場のチャリを取って帰った。
別に話掛けられた訳ではなかったが、こっちを見ながら
矢野『今だよ早く行きなよ。行っちゃいなよ。』
綾瀬『出来ないよ。』
と話をしているのが聞こえた。
でも、自分に対してという確証もないし友達も一緒だったからそのまま
通過し真実は闇の中だった。
つづく
2008年6月 9日 (月)
2008年6月 8日 (日)
2008年6月 7日 (土)
2008年6月 6日 (金)
2008年6月 5日 (木)
ターミナル 8
村上直人 16歳(36歳)
恩田大輔 16歳 ヤンキー風の友人
綾瀬幸恵 16歳隣のクラス
自分の席に着くと同窓会のような懐かしさを楽しんでいる場合では
という思いになる。
俺はこのまま現世には戻れないのだろうか?
というか俺は死んだのか?
これが臨死体験中に見る走馬灯のように浮かぶ過去なのかもしれん。
少し進みが遅い気がするが…。
それすらもわからない不可解なタイムスリップだ。
ホームルームが終わりトイレに行った。
よく不良どもがタバコを吸っていたトイレだからシケモク臭い。
放課後までなんで我慢出来ないのだろうかと疑問に思っていた。
トイレから戻ると隣のクラスの綾瀬幸恵が廊下で友達と
おしゃべりをしていた。
直人の視線に気付き、友達に感づかれないように視線を送ってきたので、
軽く手を振ってみた。
少し驚いて幸恵は視線を反らした。
女子高生は少しはにかんで可愛いなぁ。
彼女は現世ではどういう人生を歩んでいるのか?
多分結婚して子供が居るのだろうな。同じ36歳だもの。
廊下を歩くと同窓会のような不思議な感じだ。
すれ違う生徒は顔も忘れていた人ばかりで通り過ぎる度に声を
上げそうになった。
教室に戻り授業を受けた。
懐かしい教師達が教壇に立った。
イケメンになったけど身の回りの人間関係はそのままだし、
いったいどうなっているのか。
でも、せっかくイケメンになったんだし、臨死体験が抜けるその瞬間まで
トコトン楽しんでやれ。
ポジティブにガンガン行くぞ。まだ若いんだし、ハハハ!!
そしていつの間にか最後の授業も終わっていた。
会社に居て働いている時より全然ストレスの度合いが違うな
放課後になると恩田が力強く肩を組んで来た。
恩田『今日も行きますか。』
村上『え。飲みに?』
しまったまたリーマンの口癖が・・・。
恩田『ちげーよバカ。カラオケだよ。オヤジかお前は。』
おお、放課後にカラオケか。よく行ったよなコイツらと。
久しぶりだな盛り上がるぞ。
ブチブチ考えていても仕方ないな。
昔に戻って楽しもうじゃないか。
いつの時代になっても単純な直人であった。
つづく
2008年6月 4日 (水)
2008年6月 3日 (火)
ターミナル 7
教室に入ると懐かしい光景が飛び込んでくる。
最初に目が合ったのが古川重之だ。
茶髪でロンゲの粋な奴で高校時代一番の親友だった。
もう4年位会っていなかったな。
同じクラスの長崎朋美と結婚したんだっけ。
地元の水産加工会社に就職して始めの頃はよく缶詰を
送ってくれたっけ。
村上『お~久しぶりだな古川、元気だったか?』
自分の思いが自然に口に出てしまった。
古川『おう、村上。てか昨日も会ったって。冗談は顔だけにしろよ。』
村上『だろ!冗談みたいな顔になったよな俺。よく見ろよ』
古川『朝から狂ってっからもう早くけえった方がいんでねえのか』
そして、190近い長身の奴が近付いて来た。
岩尾信也だ。
こいつは上京してコンピュータ関連の会社に就職していた。
同じ東京に住んでいるのに中々会う機会がなかった。
村上『おう。岩尾じゃん。娘生まれたんだよな。おめでとう。』
やべぇ。また口が滑った。
クラス中がどよめく。
岩尾『うんなわけねえだろ。村上よ朝から冗談きついぞ。』
村上『本気にすんなよ。冗談きついぞ、バーカ!!』
クラス中が爆笑した。
勝手に口が動いてしまう。発言に気をつけてねばな。
そしてリーゼント頭で中学時代はかなり悪かったらしい恩田大輔が
力強く肩を組んできた。
恩田『村上、あんまし朝からはしゃいでっと締めるぞ。』
物凄い笑顔の恩田だった。
こいつとも大親友だった。
高校を卒業して親父さんと同じ漁師になったんだよな。
おいおい、まだ毛があるよ。
あんまり整髪料付け過ぎると将来ハゲるそと言いたいが
本当にしめられそうだから辞めておこう・・・。
さて、俺の席はどこでしょう?
さすがにそこまでは覚えていないな。
チャイムがなり、担任の石橋先生が入ってきた。
通称スタン・ハンセン
口の上にチョビ髭を生やして少し長髪で大柄。
本気で怒ったらウエスタン・ラリアートを喰らわされそうだが
非常に優しい先生だった。
確かこの時35歳だったから俺の1コ下か。
ぷっ。貫禄ありすぎだ。
石橋『村上。早く席につけ。』
あそこだな。席空いているし。
なんとなく思い出してきたぞ。
つづく































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